パラリンピック競泳女子日本代表に14歳の新星・山田美幸選手が出場します。
今回のパラ水泳初出場ながら、泳ぐことをとても楽しまれてる様子がインタビューなどでも伝わってくる山田美幸選手。
パラリンピックが1年延期になったことで、受験の年と重なり気持ち的にプレッシャーを感じられてたのでは?と想像しましたが、逆に記録を伸ばすことができたりと充実した1年だったようです。
運動機能障害の変更や以前より体力をつけて記録を伸ばすことが出来たりと、確実に金メダルに近い選手として注目したい選手です。
そこで今回は「山田美幸(パラ水泳)金メダルに最も近い中学生!プロフィールや家族について」書いてみます。
目次
山田美幸(パラ水泳)選手は金メダルに最も近い中学生!
👇大会REPORT#日本パラ水泳選手権大会 🏊♂️
\14歳のNewヒロインに注目‼️/
「東京ではメダルを獲りたい。でもその前に自分との戦いなので自己ベスト出せるよう頑張りたいと思います」
日本記録更新の #山田美幸 選手がレース後、力強く語ってくれました🎤✨https://t.co/jEUhmx5O6F#oen2020 pic.twitter.com/e0LCBPQCJU— パラサポOEN2020 (@oen2020) March 15, 2021
パラ競泳にはクラス分けがされていて、山田美幸選手は「S2」クラスでの競泳になります。
運動機能障害の中では障害の程度が2番目に重いクラスと言うことになるんですね。
(数字が小さいほど重い障害、大きいほど軽い障害になります。)
「S2」とは、運動機能が著しく制限されているクラスで、山田美幸選手は両腕が無く、下肢にも障害があるため電動車椅子での生活をされています。
山田美幸選手は泳ぐたびに記録を伸ばし、自分自身はもちろん周りのコーチも驚ロかせてたと言います。
山田美幸選手、元々は自由形を得意とする選手でしたが、パラリンピックに向けて背泳ぎに集中し練習してきたことで驚くほど成長されてきています。
本人も「クロールのほうが好きだけど、背泳ぎは息継ぎが楽。流れるプールで、背泳ぎのまま流されることが楽しい」とレース後のインタビューで話せれてました。
背泳ぎでは、背中を使って跳ねているようなイメージで泳ぎ、体を目いっぱい使ったスピード感のある泳ぎで、急成長を遂げている山田美幸選手。
パラリンピックでは50mと100mの背泳ぎで出場!!
2019年から背泳ぎ中心にトレーニングされてきたことで、好タイムを出してきています。
日付 | 場所 | 種目 | クラス | タイム |
2021年3月7日 | パラ水泳選手権(静岡) | 50m自由形 100m背泳ぎ |
S2
S2 |
01:08.60
02:25.38 |
2021年3月6日 | パラ水泳選手権(静岡) | 50m背泳ぎ | S2 | 01:05.44 日本新記録 |
2020年2月14日 | Victorian Open(メルボルン) | 100m自由形 | S2 | 02:26:78 |
2020年1月13日 | JSFP新春(千葉) | 50m背泳ぎ | S3 | 01:11.06 |
2019年8月24日 | 静岡県東部高校新人戦(静岡) | 100m背泳ぎ | S3 | 02:46.38 |
今年3月に行われたパラ選手権では自己ベストをマークし、2019年のロンドン世界選手権2位(銀メダル)と同年世界ランク3位に相当するタイムを打ち出しています。
この記録は世界のトップスイマーの仲間入りをされてるということですよね。
練習した分結果はついて来ると言いますが、山田美幸選手もその通りで2020年はダッシュ力の強化にスピードとスタミナを上手にコントロールできるようにトレー二ングをされてたそうです。
山田美幸選手、泳ぐことが大好きと言う感じがコメントを通じて感じられ、大会では自己ベストはもちろんですが楽しく泳ぎたいと、その先に金メダルがあるという事を期待したいですね。
背泳ぎで注目して欲しいところの質問にこう答えています。
足で泳いでいるところもそうですが、後半は「肩」も使っているんです。
みなさんも背泳ぎをするときは両腕と両肩を回して泳ぎますよね?
見えにくいとは思いますが、私も肩の部分を一生懸命回しているので、その動きにも注目してほしいです。引用元:https://sports.nhk.or.jp/paralympic
出典元:https://sports.nhk.or.jp
一般に見ている私達からは想像していない部分も使われ頑張られているのですね。大会当日、山田美幸選手の泳ぎに是非注目したいですね。
沖縄出身の上与那原寛和選手は車いす陸上選手
山田美幸(パラ水泳)選手プロフィール
名前 | 山田美幸 |
生年月日 | 2006年9月15日(2021年現在14歳) |
身長 | 140㎝ |
中学 | 新潟県立阿賀野市立京ヶ瀬中学校 |
活動拠点・所属 | 新潟ふれ愛プラザ(新潟市江南区)ws新潟 |
出場種目 | 50m・100m背泳ぎ |
現在14歳の中学3年生の山田美幸選手、受験生ということで学校の方も勉強も頑張り、合宿にもできるだけ参加して、足の力の強化やターン、スタートなどもしっかり練習して行きたいと2021年の抱負を上げています。
今年3月のパラ選手権後のインタビューでは、翌日からの修学旅行がとても楽しみな様子で、レース時の真剣な表情とは打って変わり、無邪気な笑顔を見せ、「気持ちよく泳いだ後でテンションがとても高いので、楽しみたいです」と答えていました。
修学旅行は中学時代の一大イベント、楽しい時間を過ごされたでしょうね。
山田美幸(パラ水泳)選手家族
山田美幸選手の家族構成について調べてみましたが、父親が病気で他界されていることは確認できましたが、兄弟姉妹や母親の詳しい情報等はありませんでした。
山田美幸選手が水泳を始めたのは、母親の子を心配する思いからのようです。
子供の頃は小児喘息を抱えていて、それを治したいと思いスイミングスクールに通わせたそうです。
5歳から始めた水泳も小学校2年生の頃には100m泳げるようになり、小児喘息も治ったそうです。
そんな山田美幸選手がパラリンピックを目指そうと思ったのは、小学校4年生で見たリオパラリンピックに感動したのがキッカケです。
その時の思いを下記のように述べています。
泳ぎ終わった時の歓声がすごかったのを覚えてます。あと選手が、みんな笑ってるんですよね、インタビューの時。一生懸命泳ぐ、一生懸命競い合うって、こんなに楽しいことなんだって、選手の笑顔とかで感じて。自分もそういうのになりたいなと思って目指しました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp
小児喘息も治り水泳でパラリンピックを目指したいと言う娘の話にご両親も驚ろかれたのでは?
それと同時に頑張ってね!と言う思いで話を聞いてたかもしれないですよね。
その当時の思いが現実になった今、家族のみなさんとても喜んでいることと思います。
残念なのは父親にパラオリンピックでの泳ぎを見せてあげられないことなのではないでしょうか?
2021年8月24日開催のパラリンピック、山田美幸選手は25日に予選・決勝があるようなので頑張ってほしいですね。
コメント