こんにちは、KIKOです。いつも記事を読んで頂きありがとうございます。
がん治療に新たな治療法を生み出した小林久隆(こばやしひさたか)先生が、情熱大陸12月11日(日)23:10〜23:40放送に出演されます。
これまでのがん治療には主に『手術』『放射線』『抗がん剤』が用いらてましたが、ここに第4の治療法として小林久隆先生が開発したのが『光免疫療法』です。
人体に無害な近赤外光を使いがん細胞のみを破壊してしまう治療法で、世界発となる治療法。
がん患者を助けたい、治療して治したいという強い思いから、34歳で日本を離れアメリカメリーランド州にあるアメリカ国立衛生研究所へ留学されています。
そんな小林久隆先生とはどんな方なんでしょうか?
今回は小林久隆先生の気になる
・プロフィール
・学歴
・経歴
・日本での治療は始まってるの?
などについて調べてみました。
目次
小林久隆先生プロフィール
出典元:https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/mugendai-8462-interview-nci-cancer-treatments-follow-up/
名前 | 小林久隆(こばやしひさたか) |
生年月日 | 1961年 61歳になる歳(2022年12月にて) |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
所属 | 米国立保険研究所主任研究員 |
小林久隆先生学歴
小林久隆先生は京都の灘中学・高校を卒業されています。
有名難関校ですよね。
灘中学の偏差値が73、高等学校が79と、全国トップレベルで学力の高い進学校です。
中学時代は英語が苦手だっっといわれ、母校の灘中学で講演をされたときには英語は迫力と気合だとお話しされてたようですね。
高校時代は物理や数学ではかなわないなと、だったら自分はいろいろなものを統合して応用することに向いてるなと思ったんだとか。
化学が好きだったことで、化学を医学や薬学に応用できればいいと思い、医師を目指したそうです。
大学は京都大学医学部を卒業、大学院修了し医学博士修得。
偏差値72.5
大学時代も理学部の化学の研究室に出入りされてたそうですが、今につながる研究のきっかけはこの大学時代にさかのぼるんだそうです。
小林久隆先生経歴
1987年:京都大学医学部医学科卒業。
1995年:京都大学大学院を修了・医学博士修得。
1995年:アメリカ国立衛生研究所(NIH)臨床センターへの研究留学へ
1998年:京都大学特任助手として働く
2001年:再度NCIおよびNIHシニア研究者として渡米
(NCIアメリカ合衆国の国立衛生研究所 (NIH) の一部)
2004年:NCI分子イメージングプログラムで主任研究員として基礎研究開発部門を主導する。
2012年:バラク・オバマ大統領の一般教書演説で紹介される。
日本政府の国家戦略室より「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」として表彰される。
2014年:NIH長官賞を受賞。
2015年:頭頸部癌患者を対象にした臨床治験が米国で開始。
2018年3月:再発頭頸部癌患者を対象にした臨床治験が日本で開始
2021年:世界初のがん光免疫療法が国内で承認
2022年4月:関西医科大学光免疫医学研究所長
谷川 緑野先生は脳神経外科医で匠の手を持つ先生と呼ばれてます。
小林久隆先生日本での治療は始まってるの?
小林久隆先生の『光免疫療法』が、2021年に国内で新薬が世界で初めて薬事承認され治療も始まってるようです。
光免疫療法を簡単に言うと、光でがん細胞だけを狙い撃ちにする新しい治療法だそうです。
これまで手術できなかったような症例にも対応することができ、患者編負担が少なく、ピンポイントでがんを消滅できると、世界的に期待されています。
日本では神戸大病院が、2021年7月に県内初となる光免疫の治療・研究拠点を神戸・ポートアイランドの同病院国際がん医療・研究センター(ICCRC)に新設され専門外来を開きました。
現在小林久隆先生はアメリカと日本を行き来しながら一人でも多くのがん患者を救いたいと尽力する多忙な日々送られてるようです。
現在治療を受けられるのは「条件付き」で頭頸部がんといった一部のがん患者のようです。
日本国内で光免疫療法の治療を受けられる施設紹介。
◆北海道エリア
旭川医科大学病院
北海道大学病院
札幌医科大学附属病院
◆東北エリア
秋田大学医学部附属病院
岩手医科大学付属病院
宮城県立がんセンター
◆北陸エリア
金沢大学付属病院
新潟大学総合病院
◆関東エリア
亀田総合病院
がん研究会有明病院
北里大学病院
群馬大学医学部付属病院
国立がん研究センター東病院
埼玉医科大学国際医療センター
自治医科大学附属病院
順天堂大学付属順天堂医院
東京医科歯科大学医学部付属病院
東京医科大学病院
東京都立多摩総合病院センター
東京医療センター
筑波大学附属病院
横浜市立大学付属病院
横浜市立大学付属市民総合医療センター
◆東海エリア
愛知医科大学病院
愛知県がんセンター病院
岐阜大学医学部付属病院
藤田大学病院
金沢大学附属病院
金沢医科大学病院
聖隷浜松病院
名古屋市立大学病院
名古屋大学医学部附属病院
新潟大学医歯学総合病院
浜松医科大学医学部附属病院
福井大学医学部附属病院
三重大学医学部附属病
◆近畿エリア
大阪国際がんセンター
大阪大学医学付属部病院
関西医科大学付属病院
京都大学医学部付属病院
京都府立医科大学付属病院
神戸大学医学部付属病院
淡海医療センター
近畿大学病院
神戸市立医療センター中央市民病院
奈良県立医科大学附属病院
兵庫医科大学病院
兵庫県立がんセンター
◆中国・四国エリア
岡山大学病院
四国がんセンター
鳥取大学医学部付属病院
広島大学病院
◆九州・沖縄エリア
九州大学病院
熊本大学病院
久留米大学病院
琉球大学病院
頭頸部がん以外のがん患者への治療にも効果をあげられるように、これからの研究にも期待したいですね。
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