リオ五輪銀メダルの原沢久喜(男子柔道)選手がリベンジをかけて戦う東京五輪。
病気や怪我に悩まされてきたなか、自分を見失わずに目標をこの東京五輪に照準を当て努力を重ねてきた原沢久義選手。
この東京五輪を「キャリアの集大成」と位置づけ、金メダルを取りに行くと言われてる原沢久喜選手に注目したいですね。
今回は「原沢久喜(男子柔道)病気、怪我を克服した男!弟は俳優のあの人!」について書いてみます。
目次
原沢久喜(男子柔道)選手病気、怪我を克服した男!
厚い壁かもしれないが、屈せず超えていく。これまでの歩みを信じて。@acs_Japan1 @adidas pic.twitter.com/RUCSM5idWi
— 原沢久喜/Hisayoshi_Harasawa (@H_Harasawa) July 12, 2021
オーバートレーニング症候群って聞いたことありますか?
2016年リオ五輪100キロ超級で銀メダルを獲得した翌年以降、勝てない原沢久義(男子柔道)選手に診断さた病名なんですね。
◆オーバートレーニング症候群とは、 過剰なトレーニングにより疲労が蓄積し、免疫力低下や食欲不振、血圧上昇などの症状を引き起こす病気。肉体的、精神的ストレスが主な原因でトレーニング量の減少や長期休養が必要。 |
リオ五輪100キロ超級の頂点金メダルを狙い、激しい練習を続けて来た原沢久義選手ですが負けたことが更に精神的にも追い込んでいったのかもしれません。
2016年12月のグランドスラム東京へ出場予定でしたが、左腓腹筋内側頭筋損傷、翌年の2017年2月のグランプリ・デュッセルドルフでは、決勝で東海大学3年の影浦心選手に開始早々に大内刈を返されて技ありを取られ2位に終わりました。
2017年4月の体重別では準決勝で景浦心選手に技ありを取ら3位に終わっています。
同年の全日本選手権では3回戦で百瀬優選手に開始30秒過ぎの送襟絞で敗れていますが、試合後に本人から語られた、始めて試合で意識を失ったそうです。
送襟絞(おくりえりじめ)とは、相手の後方、または側方から両手で相手の襟を握って締め、相手を後ろから抱え込むような体制で片方の手を相手のアゴの下から回して反対側の横襟を握る技です。
引用元:https://www.judo-ch.jpあらわれたのが
原沢久喜さんとは逆に一番軽い階級で戦う女子柔道選手の喜友名南風さん
大会へ出場しても勝っても2位と、優勝することが出来ずにいた原沢久義選手の体調に変化が現れたのが2017年の11月。
世界選手権(無差別)に出場予定も息が上がる症状が続いたことから、精密検査を受けた結果心身が慢性疲労となる「オーバートレーニング症候群」と診断され休養を余儀なくされています。
それから2020年東京五輪の柔道100キロ超級代表に選ばれるまでには、左半膜様筋肉離れや左太ももの肉離れなどの怪我が原因で国際大会への出場を諦めることも何度かありました。
自分の柔道がなかなかできない状態が続いた中、まもりの柔道をしている自分を変えるために在籍していた日本中央競馬会(JRA)を2018年4月に退社し、2019年4月からは三重県の百五銀行所属選手となり、自身のパフォーマンスを取り戻していきまた。
2021年4月のグランドスラムアンダルヤで2位、1週間後の4月8日に行われたアジア・オセアニア選手権では決勝ではキム・ミンジョン選手を破り優勝しました。
東京五輪前の大会で優勝できたことが、原沢久喜選手に自信を与えたのではないでしょうか?
◎原沢久喜の柔道スタイル 決して超攻撃的なスタイルではないが、要所要所でしっかりとした攻撃ができるのが持ち味。攻撃だけでなく相手の技を返したり「後の先」の攻撃も持っている。内股、大外刈を中心に攻撃をする、オーソドックスなタイプ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp
前回のリオ五輪から5年が経ち、病気とケガに苦しめられながらも復活してきた原沢久義選手の逞しさ、精神力の強さには尊敬の念しかありません。
努力は人を裏切らないという言葉があるように、原沢久喜選手の活躍に期待したいですね!!
原沢久喜(男子柔道)選手の弟は俳優のあの人
出典元:https://thetv.jp/person/2090009581/
原沢久義選手の弟は浅井企画所属の俳優、原沢侑高(はらさわゆたか)さん。
目鼻立ちのはっきりとした顔たちのイケメンですよね。
原沢侑高さんも幼稚園の頃から兄の原沢久義選手と一緒に柔道をやってたそうですが、それも高校生までで、柔道2段の資格までは取得されています。
中学の頃から俳優になりたいという夢があった原沢侑高さん。
その思いを母親に伝えると、猛反対されてしまいます。
母親としては安定した職業についてほしかったのかもしれませんね?
そこで兄の原沢久義選手に「どうしても俳優になりたいんだ」と相談すると、こんな返事をしてくれています。
『やりたいんなら何でもやればいい。やらないであきらめるより、やってあきらめろ。とにかく東京に行け!』
力強い後押しが更に原沢侑高さんの気持ちを奮い立たせ、焼肉屋のバイトで上京資金100万円貯めてるんですね。
お金を貯めた時点で母親も息子の本気度を確認できたのかもしれませんね?
最終的には母親も納得され、上京後家の保証人にもなってくれてますから。
2018年にはミスタージャパン全国大会4位に選ばれてる原沢侑高さん。
ミスター山口代表で、結果4位に!!
4位 原沢 侑高
3rd Runner-up Yutaka Harasawa pic.twitter.com/NlgGHtkJ8J— Mr.Japan (@MrJapanOfficial) August 5, 2018
身長188㎝に柔道で鍛えた肉体美 ちょっと圧倒されてしまいます。
現在もこの筋肉美は維持されてるんでしょうかね?
映画出演歴
「タロウのバカ」先輩のでかい男役(大森立嗣監督/2019年)
「今日から俺は!」原沢和也役(福田雄一監督、2020年)
「コンフィデンスマンJP プリンセス編(田中亮監督、2020年)
「Sucker Punch」良一役(藤田真一監督/2020年)
「無類」(井筒和幸監督/2021年)
テレビ出演歴
■TBS
「メゾン・ド・ポリス」(第4話)
■フジテレビ
「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(第9話)
舞台
劇団俳優座研究生公演「時の物置」主演(作:永井愛 演出:眞鍋卓嗣/2017年)
劇団男魂 第19回本公演「バカデカ 勿忘草」前田泰生役(演出:杉本凌士、2019年4月/ああるすぽっと)
パットコーポレーション15周年記念「パッと一発」(2019年9月8日)
「フラガール」三四郎役 (作・演出:羽原大介、2019年11月、赤坂RED THEATERほか)
CM
スズキ自動車「エブリィ」(2019年6月~契約中)
MV
松室政哉「衝動のファンファーレ」
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